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競歩の情報、私のうんちく話を書いてます
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IT業
趣味:
競歩・耐久スポーツ
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先代ブログを引き継いであまり知られてなさそうな競歩の情報を私のうんちく話を交えて書いていきます。
適度に更新していきます。何日更新されなくても怒らないでください。。。

内容は私個人の見解を書いています。

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2018/02/20(Tue) 00:33:38
 1月27日(日)神戸六甲アイランドで開催された日本選手権20km競歩行って来ました。
行くのは選手として以来、何年か振りです。

 オリンピック選考のメインレースとして、また世界陸上の活躍の影響か
やや観客も多く、またマスコミの量が大変多かった大会でした。

P1270025.JPG 六甲アイランドの甲南大学グラウンド周辺を使用した
1周2kmの周回コース。
北京五輪に向けて熱戦が繰り広げられました。






※1/29追記
正式な全記録と途中計時の記録が発表されまして
女子20kmの川崎選手が10km43分40秒で通過。
ルールでは途中計時のタイムも最後までゴールすれば記録として公認されます。
よって、98年(当時10km)のこの大会で三森理恵選手がマークした43分45秒を更新。
10年ぶりに日本記録がマークされました!(と急いで書いたもののすでに陸連HPで発表されていました無念・・・・)


 20kmの前に午前9時から1時間の間にジュニアの部が行なわれました。

P1270010.JPG 男子10km 大竹洋平(成田高)42.45
 女子5km  岡田久美子(熊谷女高)23.08
 男子3km  大内郡(成田高)12.51
 女子3km  中友香(星翔高)14.03
(写真は男子10kmの先頭集団)




【男子20km】
P1270014.JPG 午前10時、太陽も出たいい天気でスタートしました。
参加選手は把握できていませんが、55人ほどでしょうか。

 韓国から4名の選手もオープン参加となりますが
オリンピックへ向けた強化の一環として出場しています。




P1270018.JPG 最初の1周は8分で通過。山崎、森岡、松尾の3選手が飛び出しました。
故障中の谷井選手は彼らに着いていけず。







P1270019.JPG 高畠優勝の鈴木(10)、韓国の金(2)の2選手を先頭に第2集団。
明石、杉本、谷内の世界陸上代表となった3選手もいます。







P1270059.JPG 山崎、森岡2選手の先頭争い。
3連覇を狙う森岡選手。
山崎選手も譲りません。
しかし、後方との差はほとんど変化がなく
逆に第2集団の活気を与えます。




P1270061.JPG 第2集団から韓国の2人(朴・左、金・右)が飛び出し先頭を追います。
2選手とも昨年の世界陸上代表選手です。
韓国チームは海外のコーチを招聘したのでしょうか。
欧米人のコーチが指示を出していました。
このペースアップで集団はばらけました。






P1270065.JPG そして11km手前、ついに金選手が2人に追いつきます。
そのまま金選手が前へ出ると、森岡選手が遅れました。







P1270069.JPG 世界陸上代表の杉本選手は
第2集団からも遅れ、精細を欠きました。







P1270050.JPG 谷井選手も足のテーピングを巻いて、
スターとからびっこを引いたような
きつそうな歩きでした。
全体的に男女ともに甘めのジャッジという印象でしたが
その中で谷井選手は2つマークがつきました。





P1270077.JPG 14km過ぎには朴選手も追いつき、
日韓バトルが開始。
写真では晴天ですが、この直前には雪が降ってきたり
曇ったりと一定しない天候で選手も苦しんでいました。







P1270078.JPG 2人から遅れてしまった森岡選手。
遅れてからは体が重そうな感じでした。
さらに後方には順大の後輩鈴木選手が見る見る迫ってきました。
また、すぐ後ろにも谷内選手、岡村選手、明石選手が
迫ってきて森岡ピンチに陥りました。




P1270087.JPG いよいよ残り2km、山崎選手と金選手の2選手に絞られました。
表情的には金選手に余裕があり、
山崎選手は疲れてきたときによくある
首が振れつつある動きに少しずつ変化してきました。





P1270088.JPG 3番手の朴選手。
踵の高い、動きで警告をとられていました。
このあとゴール後に失格となりました。






P1270094.JPG ラスト勝負を制したのは金選手。
一昨年のアジア大会でも日本は金選手に競り負けました。
この金と朴の2選手が今大会参加記録のなかで
唯一、1時間20分台のタイム所持者、
フロックではなかったことを証明。

朴選手はゴール後失格となりましたが
金選手は安定した動きで今後の期待が持てそうです。






P1270095.JPG 金選手から遅れること5秒ほど送れて
2着でフィニッシュした山崎選手。
日本選手権では海外選手はオープン参加扱いとなり
順位は付かないため、山崎選手が日本選手権20km
6年ぶり2回目の優勝となりました(1時間21分40秒)




P1270097.JPG ゴール直後の山崎選手。
敗れているのに周りからは優勝おめでとうや
記者会見でも「うれしいですか?」などの質問を受け
悔しいにもかかわらず優勝会見をやらないといけないという
これはきついでしょうね。さえない表情でほとんど笑顔はありませんでした。

 一昨年の輪島(50km)、昨年の神戸(50km)でも日本選手権は優勝だが
レースでは中国の選手に大差で敗れ、ぜんぜんすっきりとしない優勝。
今回もまたそのケースで、彼自身ちょっとかわいそうな気がしました。


 ちなみにゴール直前には記者とテレビ部隊と場所取りを巡って
険悪な雰囲気もあったゴール地点。
それだけ慣れない報道陣も多くいて、今まで以上に関心が高かったようです。


 レースの方は中盤のけん制しあったせいもあって、優勝タイムは1時間21分台。
途中雪も降ってくるコンディションでしたがそれでも1時間20分台を期待したかったところです。
2000年の大会では柳沢選手が1時間19分29秒の日本記録をマークしています。
そのときはずっと雨が降るコンディションの中、後半のペースアップで大バトルがありました。
それに比べるとちょっと物足りない、このまま男子20kmの日本記録は不滅の日本記録になる
恐れも出てきました。

 そんな中ですが、オリンピックA標準(1時間23分)を4選手(山崎、森岡、鈴木、谷内)が突破しました。
また、1時間30分を19名の選手が破っているという全体的にはレベルの高いレース。
逆に審判の方はやや甘めな感じでした。



【女子20km】
P1270017.JPG 男子から5分後女子20kmがスタートしました。
昨年から4名がオリンピックA標準(1時間33分30秒)を突破。
今日のレースで絞られて来る形となります。
女子にも韓国の選手が1名出場しましたが、
タイム的には日本でレースを経験するというレベルの選手でしたので
日本選手が主導権を握ります。





P1270044.JPG 
 スタート直後から、日本記録保持者の川崎選手が飛び出します。
スタートから一気に行くのは作戦だったようで
このあとどんどん後方と差を広げていきます。





P1270045.JPG 昨年の優勝者渕瀬選手が続きます。
川崎選手の先制攻撃に、やや不意を突かれた感じがしました。







P1270046.JPG 3番手争いを繰り広げる小西(左)、坂倉の2選手。
小西選手は昨年、A標準を突破しながら
世界陸上代表になれなかった選手。
川崎選手は先へ行ってしまいましたが
2番手の渕瀬選手を視界に捕らえながら追って行きます。




P1270058.JPG 中盤、2番手を進んでいた渕瀬選手に
坂倉、小西の2選手が迫ります。







P1270030.JPG 2位集団からおよそ30秒後方を歩く、
関東インカレ3連覇の大利選手。
彼女もA標準を突破するスピードで進んでいました。






P1270064.JPG 前半から快調なペースで日本記録を上回るペースで進む川崎選手。
後半に入って、寒さも影響してか徐々に日本記録を
下回るペースになってきました。






P1010103.JPG 結局自己の持つ日本記録には及ばなかったものの
1時間29分台の好タイムで優勝。
北京当確第1号と言っていいでしょう。
前半から飛び出し、一度もトップを譲ることはありませんでした。





 このあと小西選手、渕瀬選手と続き、大利選手が坂倉選手を逆転しました。
この結果、新たに大利選手を加え5人がA標準を突破することになり、
川崎選手に続く代表の座を巡り、3月の能美大会で雌雄を決することになります。


 全結果とラップタイムはこちら(陸連)
川崎選手の日本記録はすばらしいですが、もうちょっと粘っていれば20kmの日本記録も
可能性十分であったといえます。
また男子も最初の5km20.08で通過しながら次の5km20.42に落ちました。
ここで中だるみがなければ、記録の面も期待できたはずです。


P1010112.JPG レース後、山崎選手と川崎選手のインタビューです。

 山崎選手は20kmの出場も希望することを言っていましたので
まず北京20kmの代表は確定と言っていいでしょう。
あとは4月の輪島で50kmの代表も確定させるでしょうか。

 川崎選手はほぼこれで2大会連続五輪代表を確定させました。
残りまだ7ヶ月ありますので、じっくりと調整して世界陸上を上回る入賞を
期待したいとおもいます。


 20kmの代表選考は3月の能美が国内での最終選考レースになります。
世界陸上と異なり、他競技との兼ね合いで参加人数が確定してきます。
その中で競歩がどの程度アピールできるか。
実際の選考は入賞の可能性があるかないかで判断が変わってきます。
私としてはフルエントリーは無理でも、
50km3名、各20km2名ずつの代表は確実に枠を取れればとおもいます。


 非常に肌寒い中、見てるほうも大変でしたが
例年以上にマスコミが多く、先ほどNHKのニュースでも取り上げられていました。
少しずつ注目されつつある競歩種目、代表決定は6月です。
 




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2008/01/27(Sun) 22:53:29
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無題
ご無沙汰してます。
今年もよろしくお願いしますm(_ _)m

今日が競歩の大きな大会だとは知りませんでした…福士がマラソンに出てるのは知ってましたが、まさか同じ日とは!

遅ればせながらみどころ・レポートを読ませて頂きました。残念ながら今日は朝から部活(僕は補欠で出場しませんでしたが駅伝でした)で、その後バイトでニュースも見れませんでした(泣)

それでもやはり競歩が注目されているというのは嬉しいですね!
このまま北京で良い結果を…と上手く行くといいですね。

それでは遅くなってしまったので失礼します。
背番号4 2008/01/28(Mon)01:03:27 編集
無題
>>背番号4さん
よろしくお願いします。
来年はぜひ参加してください。

神戸の大会は午前中行なわれています。
そんでもって陸連の方々は午前中競歩見て、そのまま大阪女子マラソンに向かうというのが恒例。
どういう経緯で大阪女子マラソンと同じ日になったのかわかりませんが、こんなあれもあります。
rawk 2008/01/29(Tue)01:07:17 編集
神戸に行きました。
いつもながら詳しい説明ありがとうございます。私の方は一応ネットの知人の応援でまいりました。どうも男子20kmはかなりハイペースだったようで、知人のペースからはずいぶん調子が悪いのかと思いましたが、応援するとき思わず「飲み過ぎだろう。」と言ってしまいました。後で聞くと自己新が出たとのことでかなり周りがハイペースだったようです。あと学生も高校生も振り子型でなく円運動型といいますか、走っている型に見える選手がかなりいました。それと膝曲がりですね。なんかレベルが落ちた様な気がします。
背番号4さん 陸歩に行ってますか。月に一回でいいから参加した方がいいですよ。あと騎手の試験もガンバって下さい。
鈍足 2008/01/30(Wed)21:19:19 編集
無題
詳しいレポートありがとうございます。
当日、大阪にいたのですが、別用で神戸まではいけませんでした(マラソンではありません)。
正直なところ、山崎選手の日本人トップは読めませんでした。
20キロで代表を目指す選手は3月の能美にかけてくるのでしょうか?
とみ 2008/01/31(Thu)22:19:36 編集
無題
>rawkさん
はい、来年は是非ロードのレースにも参加したいです!

>鈍足さん
すみません、陸歩どころか部活もままならない状態です…
年度が変わると状況が変わる(と思います)ので、今はたんたんと日々を過ごしているという状況です。
騎手の方は本気でなりたいなら部活とかやってる場合じゃないんじゃないか?などと言われ、さらに混乱してます…
背番号4 2008/02/03(Sun)08:32:16 編集
無題
(。・ω・)ノ゛ コンチャ♪
山崎選手は、確かに、ちょっと複雑だったかもしれませんねー
でも、優勝なんだし、おめでたいから、良し!!

韓国の方って何で日本人より強いんだろう。
いろんなスポーツでそうなきがする。
国策か??

直前まで、見に行こうと思ってたんですけど、結局神戸行けませんでしたぁ。
残念。

つぎはいつこういう大会あるのかなぁ?
みんみ URL 2008/02/03(Sun)23:13:46 編集
>>各返信
>鈍足さん
きちんとした指導者のいるところいないところの差がはっきり出ているような気がします。それだけでなくジュニア、学生、またトップの選手でも筋力がない選手が多いですね。筋力がない分、抑えきれず軽い動きになってしまう選手が多く見受けられました。それプラス今回の大会では国際審判(地域審判)が何人かジャッジに加わりましたが意外と甘いんだなと、全体的に甘い感じでした。実際、高畠と比べるとマークの数は半分以下です。日本の見方と世界の見方、世界陸上でも感じたことですがちょっと違いますね。筋力の話に戻すと、以前の柳澤選手や池島選手のようながっちりタイプ選手が減って細身の選手が増えてきました。これは山崎、森岡、川崎各選手にも言えることで筋力がない分、世界陸上でも足が攣ったり腕で持っていけなかったりと体力面での弱さが出ました。これは後半の勝負どころで心配です。箱根駅伝で大会会長が速い選手は増えたが強い選手がいないというというのもうなずけます。女子の日本記録は出ましたが男子の日本記録は当分更新されそうにないですね。力勝負ができないとなかなか1時間20分は切れないとおもいます。

>>とみさん
20kmで狙う選手は能美に出てくると思います。谷井選手も能美に出るといっていました。怪我の状況が心配ですが

>>背番号4さん
高校時代はどちらかに絞りましょう。二兎を追うもの一兎も得ずということわざがあるように中途半端だとどっちも後悔することになります。

>>みんみさん
見てるほうからするとすっきり勝たないと納得はできません。それくらいのものを求められているからです。
韓国が強いのか、山崎選手のラストに問題があるのかいろいろあるかと思います。、比較的彼はラスト勝負になるとだいたい部が悪いですね。インカレや数年前の日本選手権でもスパートしつつも引き離せずカウンターアタックされることをよく見かけました。韓国は球技などは非常に強いですね。競歩が決して強いとは思いませんが自分達が向上したいという気持ちが強いのかもしれません。ただし技術は日本の方が上です
rawk 2008/02/05(Tue)01:09:03 編集
無題
>rawkさん
アドバイスありがとございます。
騎手になる道はとても厳しいです。それゆえ一つに絞るのがとても難しいです。
だからといってダラダラとしていても仕方ないですよね。とにかく今できることを頑張ろうと思います。
人生相談みたいになってすみません。
背番号4 2008/02/05(Tue)21:12:46 編集
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