競歩の情報、私のうんちく話を書いてます
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競歩・耐久スポーツ
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先代ブログを引き継いであまり知られてなさそうな競歩の情報を私のうんちく話を交えて書いていきます。
適度に更新していきます。何日更新されなくても怒らないでください。。。 内容は私個人の見解を書いています。 日本競歩界の見解ではありません
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今年の競歩ロードレースの最後を締めくくる、
第46回全日本50km競歩高畠大会が来週の日曜28日と迫りました。 今年最後ながら、実質北京五輪へ向けた最初の選考会となる高畠大会。 見どころや昔話など語ってみたいと思います。
第46回ですが、全日本競歩は開催地名がつくので高畠で開催されるのは17回目となります。
高畠での第1回は1991年。前年まで根上(現能美)で開催されていた大会を ちょうど翌年に国体を控えた山形県の片田舎へ場所を移してきました。 つまり当時、根上大会が9月と11月2回行なわれていたのです。 11月の根上大会も、場所を転々として使用されていたこともあって 高畠へ移って完全に定着しました。 以前は輪島だけしかなかったこともあった 50km競歩のレースもこれによって年2回体制が作られました。 現在のコースは4代目(私は初代は知りません)くらいになります。 2003年から観戦がしやすい現在の市街地コースへ変わりました。 折り返しのある1周2.5kmの往復コースです。 私は今のコースはあまり好きではありません。 確かに見やすいかもしれませんが 1kmくらいからだらだら上りが続き、結構足にきます。 それと比べると、先代のコースはスタートし、いわゆる”農道”を進み 牛小屋の前が1kmポイント、モーの泣き声を香ばしい匂いをかぎつつ ブドウ畑を横目にきつい上り、カーブの連続を経て2kmの周回コースと 田舎の中をコースとしては考えられないようなレイアウトですが、 起伏に富んで非常に飽きないコースで私は好きでした。 平坦なところがほとんど無く、スタートゴール地点すら下りです。 非常にタフなコースで、好き嫌いがありそうですが ところどころ駆け引きポイント満載で、私が得意としていたコースでした。 さすがに先代のコースだとほとんど観戦ポイントも無く それがコース変更になったのでしょう。 さて、近年の高畠大会は本当に成長した大会です。 大会関係者には失礼かもしれませんが、正直以前の大会は 世界陸上なんぞ比にならないほど大変なものでした。 トップグループの選手はそうでもないですが 周回ミスは頻繁に発生、過去には52km歩かされた選手や、 私自身も含めてある年の20kmが、何人もの選手が1周早く止められそうになったりしています。 当時はなんと!補助員のはずの高校生が周回係をやっていたこともありました。 さらに、5kmごとのLAP表を見ると5km15分だったり(3kmのLAP)、ばててもいないのに45分だったりなど ゴールすれば公認される途中計時のタイム(50kmの20km・30km、20kmの10kmなど)が この大会に限って認めてもらえない年もあったりなど、こう見るとずさんな運営体制ばかりが 目立つ過去の大会。 ところが近年はコース状況がよいのか周回ミスも無くなり、迅速な行動により 本当にすばらしい運営体制となりました。 世界陸上の再発防止策は?を気にする方はぜひ高畠へお越しください。 輝かしい光景が目に映ると思います。 長年参加していると経験がこれほど成長していくのか?と感じさせる大会です。 そんな高畠大会の名物?はレース中は周回ポイントを通過する 選手一人一人をアナウンスしてくれることでしょうか。 トップ選手だけでなくすべての選手に拍手を送る、過去の運営問題はともかく 高畠は暖かい大会です。 高畠町自体も競歩を歓迎しており、町の競歩大会が開催されたり 町内の中学校では授業で競歩が行なわれていると聞いたことがあります。 町へ繰り出すと選手名簿が事前に配られていて、 食堂や飲み屋なのでどこの選手なの?など会話が弾みます。 さて、この大会も17回とあって、数多くの日本記録も誕生しています。 特筆すべきは1998年男子20kmで池島大介選手が1時間19分50秒と 日本人として初めて1時間20分を突破したのもこの大会です。 日本選手が1時間20分と切った大会は、この大会と 2000年1月の日本選手権(神戸)の2つだけです。 それくらい価値のある大会記録として、永久に破られない可能性もあります・・・・・・・。 高畠の楽しみは、大会だけではありません。 山形新幹線も停車する高畠駅には駅の中に温泉があります。 地元の憩いの場にもなっているこの温泉。 駅近くに宿泊するときや、帰路につく選手たちの楽しみのひとつでもあります。 以前のコースの近く(現コースからも近いです)にも小さな温泉があります。 さらに駅近くにはワイナリーがあって、練習がてらグイっと1杯・・・・これも楽しみですね。 ちなみに、駅周辺は閑散としています。 タクシーで10分くらい行ったコース近くの方が市街地で栄えています。 (当日お越しの際は、タクシーでコースまで又は旧高畠駅前近く、多目的広場と言えばOKです) この辺一帯、非常に寒暖の差が大きく、まったく予測が出来ないといえばそんな感じです。 基本的に寒いと思ってください。 かつてはみぞれの中、行なわれたり(それでも日本記録)、25度近い気温もあったり 朝は濃い霧で数m先も見えない状態になっています。 ちなみに、私がただ一度50kmに出たときはスタート時曇りで、途中から晴れで暑くなったと思いきや 今度は雨が降ってきて肌寒く、ゴール時は晴れてきたというくらい天気が読めません。 そんな天候もあって、近年は記録が低調気味です。 また高校生も他の大会や、駅伝等と重なるせいか、 他の大会と比べると、強い選手も少ない=狙い目とも言えます。 タイムスケジュール 8:00 男子50km 8:05 女子20km 8:30 男子20km 10:00 高校女子5km 11:00 女子10km 11:30 中学男子3km 11:45 中学女子3km 12:10 高校男子10km 50kmには山崎選手も登場します。 なんか本来は休んでもよいところなのに、陸連というより世論に押されて出場させられてる気がします。 山崎選手本人は気持ちを切り替えているのに、いわゆる外野がいつまでもグダグダ気にしてるせいで 気の毒です。 先にも書いたとおり、再発防止策が見たいならぜひ高畠へお越しください。 整ったことなどマスコミは一切報じませんので PR 2007/10/22(Mon) 22:10:57
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無題
いつも楽しみに見ています。
文中にあるコースですが、読ませていただく限りでは今は4代目だと思います 第1回は中央公園から道を挟んだ田んぼのほうへ曲がって住宅地を通る2km周回コース。 第2回(もしくは3回)からは中央公園の外周の田んぼの周りだけ回る2km周回コースだったと記憶しています。 どちらも平坦なコースでしたが第1回は住宅地を通るので水道管工事の跡とかで路面の凸凹が多く、2代目のコースの方が歩きやすかったです。 第1回は地元の高畠高校や高畠第一中の皆さんが大勢参加してくれていたり、1周ごとに選手紹介や、「前との差が開いた」とか「独特のフォームで力歩している」とかアナウンスしてくれて、関係者の「盛り上げよう」という気持ちを強く感じた大会でした。
無題
全日本競歩、機会があればぜひ観に行きたいですね~
講習会で教わったことを書きたいと思います。 まずは<腰を出す>そうです。 片方の腰を出すと自然と足が出るから腰を出すことは重要らしいです。 次は膝を伸ばすことをガシッ、ガシッと意識しないことだそうです。(わかりますかね?) 膝を意識すると膝をロックすることになり、疲労がたまって結局曲げてしまうらしいです。 なので、膝を伸ばすことは一応意識するらしいのですが、例えば踵の角度をつけて着地するなどは逆にブレーキになるのでいけないそうです。膝が伸びていれば自然と踵からつくので・・・ということらしいです。 脚は接地したときには、もう地面を押すということを考えるそうです。 ピッチを上げるより、ストライドを意識したほうが良いらしいです。(僕はこれが一番難しく感じます) 次は<お尻を締める>ことだそうです。 確か姿勢が良くなるという理由だった気がします。(はっきり覚えてなくてすみません) 自分のフォームを考えるときは審判から見た自分の姿を想像すると良いみたいです。 ベント・ニーとロス・オブ・コンタクトは種類は違いますが、 巻き足(走る時のように膝が前に来たときに高い位置にある)だと接地したときに膝を伸ばすのが間に合わない=ベントニーで、そのような時はだいたい地面を<蹴って>いるので、ロスオブコンタクトにもなるそうです。 審判はロスオブ・ベントニーともに同じ決まったところを見ていて、それぞれに大きい違反?の方を出すらしいです。 この↑へんはrawkさんに詳しい解説をしてもらえるとうれしいです。 僕がおぼえているのはだいたいこれくらいです。 下手な文章なので、上手く通じる自信がありませんので、鈍足さんにも補足や足りない部分の付け足しをお願いしたいと思います。 長文乱文失礼しました。 >とみさん まだ編集途中で、完成してなかったのですみませんでした。 あと11月11日に試合がありました! 市の新人戦です。今回おぼえたことを存分に役立てて好記録を狙いたいと思います!
無題
高畠行ってみたいですね。
でも、事情があって無理なんです。 それでも、行ってみたいな。いつか行こうと思います。 経験を経て、これだけの大会になったんですね。 背番号4様 ひざではなく腰なんですね。 講習会にいけなかったので、参考にしたいと思います。
>>各返信
>>第1回参加者さん
情報ありがとうございます。第1回と第2回でコースが違うということは聞いていましたが、確かに95年あたりに新コースになったというのを聞いたことがあるような気がしました。高畠一中は今でも参加していますよ。アナウンス忘れていました。選手一人一人をアナウンスするのはこの大会くらいだと思います。数年前はとあるゲストの方が暴走していましたが(笑)。これも追記します。ありがとうございました。 >>背番号4さん いずれは高畠や元旦、輪島に出ることになるでしょう。見に行くというより参加となるはずです。 さて動きについてですが、腰を自然にひねることが大切です。もちろん意識してやるのもよいですが、腰のひねりは足をぐっと後ろへ押すことで容易につくることができます。走りは前へ前へが基本ですが競歩の場合は後ろへ後ろへが基本です。 実は陸歩クラブには友人がいまして、背番号4さんについても事前にその方に連絡しておきました。その方から小金山会長に話が行っているはずです。K県の高校生が行くよということで。 その人から終わったと感想を聞きまして、背番号4さんはまだ始めたばかりということで、まったく腰が動いていないということでした。腰を動かすことで発生する「振り子」もなく足歩きのためスムーズな足の運びができていない、踵から着地もできていないため完全な膝曲がりだということです。正直、始めたばかりでいきなりこれらの技術を身につけろということは無理なことです。なので陸歩クラブでは練習会をやっているとのことなので、どんどん参加して理論うんぬんより、人の後ろについて動きを真似するのが一番だと思います。ロスオブコンタクトやベントニーを考えるのはその次の段階。実際、このブログや前回のブログでも技術的なことはほとんど書かないでいます。なんせ言葉で言うのは難しいのが競歩なので。陸歩にいる友人もずっと独自でやってたらそのまま悪い型身についてしまうだろうなといってました。 >>とみさん 腰の推進力をつけるには、後ろへ押すことと腕振りを前後だけに振っていることなどあります。 よくピッチ走法(歩法)を勘違いされる人がおります。ピッチ走法(歩法)はある程度ストライドがないとただの小走りです。それなりのストライドがあって効果を発揮するのがピッチ走法(歩法)ということ。実際マラソンのピッチ選手は結構ストライドがあります。なので活かされているんです。それは競歩も同じことで、まずはゆっくりのスピードでいいので、腰と後ろへ押すことで歩幅を獲得していくことが大事です。
補足として
講師は2つのことを強調されました。1は踵着地を意識しすぎるな。2は脚の押し出しをし過ぎるな。ということでした。
1については余り意識し過ぎると脚に余分な力が入ってしまい、疲れやすくなる。結果的に着地の衝撃に耐えられず膝が曲がるということでした。2の脚の押し出しについては押し出し過ぎると前に振り出す脚が間に合わず膝を曲げて前に出すためにベントニーになるというものでした。しかし、これは講師のかたのレベルに達した者が応用できる教えと思います。普通は押し出しが足りない。踵着地がうまく出来ていない。つま先上げがちゃんと出来ていないことが膝曲がりの原因と思います。まずある程度のレベルに達し多後の講習と思いました。
無題
やはり<競歩>という種目は奥が深いですね・・・でもそれだからこそやりがいがあります!
いきなり会長さんに話しかけられたので不思議だったのですが、そういう理由でしたか。ありがとうございます。 ただもう言い訳で、逃げでしかなく、競歩をやっている人に対してこう言うことは本当に申し訳ないと思うのですが、練習会について会長直々に誘っていただいたのですが、友達の方はやる気がなく(普段もほとんど練習にきませんし、試合も自分からは出ません)来年からは学校も週六日になり、毎週東京まで練習しに行くというほど、競歩(部活動)は自分にとってそこまでやるというものではないと思います。 お恥ずかしい話ですが、東京まで通うのは金銭的にも辛く、実現する可能性の低い夢ですがそれに挑戦する機会も来年しかなく、それが終わると受験勉強になり、うまく大学生になれたとしたら馬術をやりたいのです。 なので、練習会には参加できない状況です。本当にすみません。 夢に挑戦するためにも、10万単位のお金が必要で、そのお金のためにアルバイトもしています。 この環境の中でも最後まで競歩は続けたいと思いますし、指導者がいなくても27分台で警告が出てない人もいるので、僕はその人を目標にしてやりたいと思います。(一応競歩を見てくれる人が試合の日にその人も僕も見てくれます) 失礼で自分本位なことばかり言ってすみませんでした。
無題
rwakさん
ありがとうございます。 やっぱり、陸歩クラブの練習会に参加したほうがよいですかねぇ。 考えてみようと思います。 背番号4さん 高校時代は1度だけ。 せっかくの部活なのですから、悔いの無いように取り組んでください!! がんばれ! |