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競歩の情報、私のうんちく話を書いてます
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IT業
趣味:
競歩・耐久スポーツ
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先代ブログを引き継いであまり知られてなさそうな競歩の情報を私のうんちく話を交えて書いていきます。
適度に更新していきます。何日更新されなくても怒らないでください。。。

内容は私個人の見解を書いています。

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2018/11/19(Mon) 13:59:02
 昨日、第46回全日本50km競歩大会が行なわれました。
前日は台風接近の影響で、冷たい雨が降りコンディションが心配されましたが、
早朝外へ出てみると、見事なまでのお月様が見えました。
例年見かける濃霧も無く、コースへ向うバスの中からは
すばらしい田園風景を見ることが出来ました。

 簡単なレポートを書いてみたいと思います。

 最初にも書いたとおり、前日の雨を忘れさせてくれるような青空となりました。
その分、気温が上がり、50kmのスタート時で11度だったのが
最終的には20度を超える暑い中のれーすとなりました。

 実は私も20kmに出場していたのですが、15度くらいでも暑さを感じるくらいで
あまり高畠で水をかぶることは記憶にないんですが
毎周回スポンジを手にしました。


 今年の大会で今までと違っていたのは、プレスの数が大変多かったことです。
もちろん目当ては山崎選手。
彼が登場すると、いっせいに民族大移動。

 ただ非常にプレス達のマナーがよくて
ウォーミングアップまで追いかけることもなく、他の選手の邪魔にならぬよう行動していました。
コースに入ってきたらどうしようかと心配していましたが、私自身もレース中は
ほとんど存在にも気づかなくなるほどでした。

P1010117.JPG それ以外は、普段どおりの大会でしょうか。
スタートゴール地点には椅子が並べられ、「観客席」もできていたり
比較的年配の方が多いせいか、そんな運営のよい配慮もあって
地元の方中心ですが多くのギャラリーも見えました。

 現在のコースになって4回目となりますが、
今回歩いてみて、最初の折り返しから反対側の周回までが、
ずっと小さな上りが続き、復路はずっと下りと、
見えない上り下りが意外と足にきました。
そんなこともあってか、全体的に記録は低調だった気がします。


P1010090.JPG 男子50kmは山崎選手に注目が集まる中、朝8時21名の選手がスタートしました。







P1010092.JPG 50kmで五輪代表を目指す、世界陸上20km代表の谷井孝行選手が
スタート直後から飛び出しを見せ、山崎選手と樋熊選手が続きます。
谷井選手がリードを広げる中、山崎選手もだいたい20秒くらいの差で
しっかりついています。






P1010121.JPG 2選手とも20km・30kmは先月の大阪50kmを上回る好ペースで進み、
記録の期待も高まってきましたが、ここから山崎選手に連戦の疲れからキレがなく
30kmで30秒差に開き、1周ごとにペースダウン。
谷井選手も暑さで苦しみながらも、山崎選手との差を広げ
4年前日本記録をマークして以来の優勝をなりました(3時間50分08秒)。
山崎選手は結局4分もの差をつけられ2位、2004年輪島での初50km以来、初めて50kmで日本選手に負けたことになります。


 考えたら去年も山崎選手は前半リードしながら、中盤ペースが上がらず明石選手に追いつかれ、
何とか勝ったということがありました。彼にとって高畠は鬼門なのかもしれません。


 谷井選手は山崎選手と同郷の富山県出身(谷井選手が1つ先輩)。
高校時代から実績を残し、大学4年で迎えた2003年の高畠50kmで
初50kmながら3時間47分54秒の日本記録をマーク。
それまで今村選手時代だった50kmに新風を巻き起こしました。

 翌年1月の神戸も制し、アテネ五輪は20km50km両方で出場したものの
20kmは15位と日本選手最高の順位をマークしたが
50kmでは12km過ぎで早々と失格。
それからスランプに陥りました。
いろいろギャップを感じることも多かったようです。
例えば、日本では失格するのに世界では通るというこもあったり
悩んでいたのではないでしょうか。

 なので山崎選手の不調というより、谷井選手の気合勝ちと言った方がよいかもしれません。
それくらい気合が入っていました。

 
 今年の大会は、インタビュー席まで設けられ
50kmのレースの後はすぐに谷井選手のインタビューがされていましたが、
ここ2・3年のスランプを上げていました。
山崎選手が注目される中、気分は楽だったようです。
ただし、フォームの面では今回1つ警告がついていました。

 また、プレスたちには山崎選手に注目していたため
谷井選手優勝したのは、かなり肩透かしを食らった感じだったようです。
それでもちゃんと谷井選手にもテレビクルーが近寄っていました。
そして2位で山崎選手がフィニッシュすると、これまた民族大移動。
ゴール付近はいっせいにいなくなりました。


 
今回、アジア陸連から日本の森川氏とマレーシア、シンガポールの国際審判員が
ジャッジにあたりおそらく五輪の標準記録が認められるのではないでしょうか。
実は、2003年ごろから、五輪・世界陸上の標準記録突破が認められるには
国際審判員がいることという条件がつきました。
実際、昨年までの高畠やいくつもの大会は、記録は認められていませんでした。


 さて50kmだけではありません。
男子20kmはエントリーだけで75人!
失格者もそれに比例して15人近くに達しました。
男子20kmは世界陸上代表組(森岡選手は不参加)が不調で記録的にも
参考程度となってしまいました。

 逆に女子20kmは先日の国体で10000mWで9年ぶりに日本記録をマークした
小西祥子選手が1時間30分49秒の大会新記録で優勝しました。
小西選手は今年の1月の日本選手権で日本記録を上回って3位に入りながら
その後の、能美で日本記録をマークした川崎選手に敗れ、
A標準を突破しながら世界陸上代表に選ばれなかった選手。

 男女の20kmは1月の神戸で、代表が確定することでしょう。


P1010129.JPG ちょっと残念だったのが、高校生の部は地区新人等が重なった関係で
男子28名、女子15名のエントリーしかなく
いつもだとスタート直後は長い列ができるのが、今年はあっという間にいなくなってしまいました。






 運営的には非常にミスもなく、またプレスの混乱もなく大変よいものだったとおもいます。
すぐに記録証も発行してもらえたのでスムーズでした。
 

 世界陸上もあって、競歩に対する関心も町民の方々を中心に高かったようです。
中学の部に参加した選手が、山崎選手にTシャツにサインをしてもらったりしている光景は
今までに無かったものでした。

 今までとは違う何かを感じさせてくれたそんな大会でした。


 ちなみに私の成績は・・・・聞かないでください。。。。。

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2007/10/29(Mon) 20:00:00
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お疲れさまでした。
いつもの様に詳しい解説ありがとうございます。20kmもかなり大変だったようですね。50kmは半数くらいが棄権か失格かで完歩出来なかったらしいです。そんななか詳しい解説ありがたかったです。これからも宜しくお願いします。
鈍足 2007/10/31(Wed)18:37:11 編集
無題
>とみさん
ありがとうございます。今、自分ができることを精一杯やろうと思います!

>rawkさん
お疲れ様です!
20kmのこんなに大きな大会に出場できるということがすごいです。やはり、人一倍の努力があれば、結果はついてくるのですね。
ところでブレスとは何でしょうか?観客のことでしょうか?教えてください。
背番号4 2007/10/31(Wed)21:49:23 編集
>>返信
>鈍足さん
暑い中のレースでした。選手も暖かいのには慣れていますが、都会と違い気温の上がり方が10度以上ということでだいぶ参っていたようです。20kmも例年にない人数でしたが大きな混乱もありませんでした。50kmは倒れる選手が多かったですね。以前はそんなに倒れる選手はいなかったです、暑さなのか体の問題なのか、給水の中身の問題なのかいろいろありそうです。結局詳しく書いてしまいました^^;ただ、全部の結果は私も把握していません。

>背番号4さん
ブレスではなくプレスです。報道陣(マスコミともいう)のこと。
ほとんどがTVカメラクルーで幸いワイドショー的な方々もおらず大きな混乱はありませんでした。他の部はわかりませんが、谷井・山崎選手にはテレビクルーが取り囲みました。その割にレース後、鈴木競歩部強化部長にインタビューしてるのは陸マガ、月陸の関係者程度でおそらく鈴木氏の顔を知らないのかもしれませんね。
rawk 2007/11/01(Thu)12:35:57 編集
おつかれさまでした!
詳しいレポートありがとうございました。
1月の日本選手権、見に行こうか考えております。
悩みどころです。
とみ 2007/11/01(Thu)22:33:10 編集
無題
>rawkさん
プレスでしたか失礼しました。
それにしても、競歩に対する関心は今とても高いのですね。山崎・谷井両選手はNHK、朝日新聞で取り上げられていました。読売新聞では記事を見つけられませんでしたが(苦笑)
でも強化部長などを取材しないというのがさすがマスコミ、という感じですね。話題になる部分だけ持っていく・・・でもこの機会を活かして競歩の本質もみなさんに知ってもらえると良いなと思います。
背番号4 2007/11/03(Sat)00:39:12 編集
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