競歩の情報、私のうんちく話を書いてます
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競歩・耐久スポーツ
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先代ブログを引き継いであまり知られてなさそうな競歩の情報を私のうんちく話を交えて書いていきます。
適度に更新していきます。何日更新されなくても怒らないでください。。。 内容は私個人の見解を書いています。 日本競歩界の見解ではありません
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先週お知らせした、オーストラリア選手権が
12月16日(日)メルボルンで行なわれました。 ヨーロッパ以外で初めて世界陸上50kmを制し、 息あがるオーストラリア勢。 可能性を感じるにふさわしい結果となりました。 ( なお、男女20kmのオーストラリア選手権は来年2月23日(土)メルボルンで行なわれます)
大阪を制し、昨年の大会で世界記録をマークしたナッサン・ディークスは出場せず、
おそらくディークスは五輪代表に決まっているのでしょう。 彼の実力なら文句なしです。 ということは残る椅子は2つということになるわけです。 出場選手は8名。世界陸上金メダリストの国でも8名です。 (ちなみに4月日本選手権50kmが20名、高畠は21名の出場でした) そんなレースを制したのはジャレッド・タレント。 3時間44分45秒の好タイムでした。 タレントはまだ23歳の若手ウォーカー、今年の大阪では20kmに出場し あまり紹介はされていませんでしたが、途中まで5位争いをしていながら16kmで失格。 まだ大きな大会での上位経験はありませんが、昨年のワールドカップでは14位に入りました。 そして2位に入ったのは、若干20歳のこれまた新鋭アダム・ルッター。 大阪は不参加、昨年のワールドカップでは20km50位、2004年世界ジュニア失格と まったくの無名といっていい選手が、 初50kmでいきなりの3時間52分49秒をマークしました(ちなみに山崎選手の初50kmは3時間55分、 今村選手は4時間38分)。 以下、アダムス、カズンズ、エリクソンと大阪出場組が3時間台で続きましたが 若手2人の後塵を拝する結果となり、ほぼ50kmでは代表を逃すこととなりました。 1. Jared Tallent 3.44.45 2. Adam Rutter 3.52.49 3. Luke Adams 3.53.19 4. Duane Cousins 3.55.57 5. Chris Erickson 3.59.02 6. Darren Bown 4.04.06 7. Tom Barnes 4.11.33 8. Andrew Jamieson 4.31.29 詳しい結果・ニュースはこちら(オーストラリア陸連HP) 今年の大阪では昨年の上位3名(ディークス、カズンズ、エリクソン)がそのまま代表となりました。 来年のヨーロッパや5月のワールドカップ(ロシア)も選考対象としているのか不明ですが ディークスプラス、タレント、ルッターの2人がそのまま代表となる確立が高いです。 エースのディークス、さらに伸び盛りの若手2人と強力なオージーを送り込んできます。 失格が続いてるということで、まだまだタレントとルッターはフォーム固め中でしょうが 北京以降、ロンドンでの楽しみな選手になってきますね。 以前にも触れましたが、オリンピックの50km競歩で ヨーロッパ以外の選手が優勝したのは1956年メルボルンのリード(ニュージーランド)と 1984年ロサンゼルスのゴンザレス(メキシコ)の2人しかいません。 現地時間で大会14日目の2008年8月22日(金)7:30 男子50km競歩 オージー旋風を巻き起こすのか? また近くなってきたら、注目選手を挙げてみたいと思います PR 2007/12/18(Tue) 23:46:49
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オーストラリアは脅威!
参加選手8名で3時間台が5名ですか。凄いですね。エリートしか出場しないのでしょうか。そういう意味では色んな選手が出場している日本の方が競歩の将来性(スポーツとして広がり)が期待できると思います。オージーは女子はケリー・サクスビーとサイモン・ベーカーの二人が引っ張って行ってましたが競技者の広がりが出来てきたということでしょうか。オージーの牛肉は好きですが競歩は余り出てきて欲しくないですね。
無題
>>鈍足さん
出場8名ですが、おそらくこれが世界の現実だと思います。やってる選手がいないということです。前にも書かせていただきましたがかつてポーランドもコジェニョフスキーが五輪3連覇をした年はポーランドで50kmをやった選手は5人しかいませんでした。それほど競技をやる環境は厳しいものがあると思います。その中で日本はマラソンの感覚でウェアとシューズさえあればどこでも練習できるというポジティブな感覚もあって?か世界的にも人数は多いですね。ベーカーは男子50kmの選手ですね。89年ワールドカップ優勝者です
無題
昔から不思議に思っていましたが、このたびのルッター選手のように、欧米では前年まで4時間30分くらいの選手でも、いきなり3時間40~50分くらいで歩くことがあります(カズンズ選手なんかもそうでしたっけ?)。対して日本は、最近でこそ山崎、谷井両選手が大幅な記録短縮を見せましたが、3時間55分~4時間5分前後で壁にぶつかるケースがほとんどのように感じます。
この差は何なのでしょう? 自分の経験では4時間30分の選手が1年後に3時間40分で歩くなど想像もできないのですが、 皆さんどうお考えですか?
無題
>>高畠第1回参加者さん
競歩の場合、順調に伸びるよりたまってたものが一気に開花して伸びる傾向にあるようですね。技術、体力、スピードすべてが整ったときにドンと伸びる。また50kmの場合は、レースを見るとわかりますが、ヨーイ・スタートから集団が分かれ、各自のペースで進んでいきます。どの集団に位置していたかで最終的なゴールタイムが決まってくるかと思います。そこで先頭集団について、そのまま勢いで行ってしまうこともあるかもしれません。世界的にも50kmは選手の数が少ないので国内選手権で高記録を出すのは厳しいかもしれません。日本もなかなか記録狙いの海外派遣の機会が少ないのですぐに記録を出すというのはむずかしいかもしれませんね、 そんななか、昨年のオーストラリア選手権でディークスが世界記録出したときは、ほぼ一人旅でマークしました。これはすごいと思います。競り合う相手がなくとも勢いだけで行ってしまうことも実際あるようです。 |